大小合わせると全国に3,000軒以上あるドッグランですが、犬を飼い始めたらやはりドッグランデビューはしたいですし、いろんなワンちゃんと触れ合ってみたいですよね。
でも犬を飼い始めて初めてのドッグランって何も知らずにいけばどうにかなるもの?それとも何か準備する物あるの?と思う方も多いと思います。
知らないことだらけの初めてのドッグランで困ることがないように、最低限の気をつけるべきことがあり把握しておかないと愛犬が犬を怖がるようになったり、怪我をしてしまう場合があります。
室内・屋外・市営・民間の全てを経験した結果、5個のマナーを覚えておけば楽しくドッグランを利用することが出来ますのでご紹介いたします。
ドッグラン楽しすぎ!!
室内が良い!!
目次
ドッグランの種類
ドッグランといっても、どの地域にも公営で管理しているドッグランと民間運営のドッグランの2種類あります。
更に有人管理か無人管理かも分かれていて、そのドッグランに応じてさまざまなスタイルで営業しているので初めての方は戸惑うことも多いと思います。
たくさんのポイントの中から最低限覚えておいてもらいたいことを抜粋してお伝えしてきます。
ドッグランは公営か、民間運営か
まずは運営しているのが公営(つまり市や県などが運営している)のドッグランか、民間企業(個人経営も含む)が運営しているドッグランかという点です。
ドッグランには変わりありませんが、公営は管理人不在のドッグランが多く、民間のドッグランは管理者がいることが多いです。
公営のドッグランは群馬県高崎市や千葉県市川市が行っておりますが、現状ではそこまで数が多くあるわけではありません。
ドッグランは単体で運営していることは少なく、ペットショップやドッグカフェやトリミング施設、動物病院と併設されていることも多くそのお店ごとに特徴が多くあります。
ドッグランは屋外か、室内か
ドッグランと言っても屋外ドッグランと室内ドッグランがあり、それぞれに特徴があり選ぶときのポイントにもなります。
まずは数多くあるのが屋外ドッグランになり、広大な敷地を自由に走らせることが出来るのは屋外ドッグランが多く、大型犬や中型犬にはおすすめのドッグランです。
ただし天候に左右されてしまうのが注意点としてはあり、真夏日や冬の寒い日などは遊ばせることが出来ない可能性も高く注意しなくてはいけません。
室内ドッグランは部屋の中で走らせることが出来るドッグランで、夏の暑い日や冬の寒い日などの気温に左右されずに遊べるところがいいですね。
さらに雨が降った時でも関係なく遊びに行ける所が室内ドッグランの良い所ですが、その分部屋の大きさに限りがあるので屋外ドッグランよりも自由度は少なく小型犬向きのドッグランが多いです。
圧倒的に屋外の方が多いよ!
管理者がその場にいるのか、いないのか
公営では無料開放しているドッグランも多くありますし、高速道路のサービスエリアなどには自由に使用可能なドッグランが併設されているところもあります。
もちろん管理している会社はあると思いますし、ドッグランを管理監督している運営者はいると思いますが、その場にいるかどうかは分かりません。
民間のドッグランにおいては従業員がいて何かトラブルが起こった時には対応してもらえることも多いですが、無人のドッグランではそうもいきません。
特にドッグラン初心者のうちは必ずドッグランのスタッフがいる場所に行くようにしたほうが安心できます。
困った時に誰に助けを?!
小型犬・中型犬・大型犬がエリア別になっているか
ここが一番重要なポイントですが、行きたいドッグランは犬のサイズ別にエリアに分かれていますのでしょうか?
もしもフリーエリアのみのドッグランであれば慣れていない最初のうちは行かないほうが良いでしょう。
初めて行く時は必ず犬のサイズ別のエリアがあるところに行く
ドッグランによっては小型犬エリア・大型犬エリア・フリーエリアに分かれていることもあり、その方がトラブルが起こりにくいです。
ドッグランでは大型犬と小型犬のトラブルはよくあり、残念ながら大型犬が遊ぶつもりでも小型犬が怪我をしてしまうケースは珍しくありませんし、最悪の場合亡くなってしまう場合もあります。
大型犬が興奮すると大人の男性でも制御できないこともあり、特にノーリードなどの場合には小型犬などはひとたまりもありません。
大きい犬はびっくりしちゃうよ~。
私はけっこう好きだけな~。
ドッグランに持っていくべき物
初めてドッグランに行くときには飼い主が必ず持っていかないといけないものが2つあり、忘れるとドッグランを利用できません。
- 狂犬病予防接種証明書
- 混合ワクチン接種証明書
自由に出入りできる無料のドッグランなどではない限り、100%必要になってきますので準備しておきましょう。
公営でも民間でも最初に会員登録をするところが増えていきますので、その際に2つの証明書を見せると接種日から1年間は証明書はなくても良いところも多いです。
中には毎回持参していないと入場できないドッグランもあるので、最初に行った時にスタッフさんに確認してみるといいですね。
利用する私たちの安全だね!
その他に持っていった方が良いと思われてるものとして、
- トイレシート
- ウェットティッシュ
- エチケット袋
- ハーネス
- 首輪
- リード
- 犬服
- 水
この7点はあった方がいいものですが、ほとんどは愛犬と散歩に行く時に持っていくグッズばかりですので、散歩に行くときに持っているものをまとめて持っていけば問題ありません。
ドッグランで気をつけるマナーとルール5選
ドッグランに連れていったときに守ってもらいたいこととして、まず第1にドッグランの利用規約は守らなくてはいけません。
ドッグランの使い方やトイレの処理の仕方など初めての方には丁寧に説明をしてくださるドッグランが多くあります。
分からないことは事前にスタッフさんに確認しておくと良いでしょう。
その他にも気をつけてもらいたいことが5つあります。
自分の愛犬からは目を離さない
まず大前提としてドッグランでは愛犬から目を離してはいけません。
お友達やご家族など複数人とドッグランに行くこともあると思いますし、お友達の愛犬と一緒に行くことも多くなってきます。
ヒト同士がおしゃべりを楽しむのは大いに楽しんでもらってかまいませんが、その時も愛犬から目を離さないようにしてください。
特に他の方の愛犬がいる時などは要注意で、少し目を離した隙に犬同士でコミュニケーションを取り始めることも多いです。
そんな中で相手の犬を追いかけてしまったり、威嚇してしまったりして怖がらせてしまうこともありますし、最悪の場合にはケンカになり怪我をさせてしまう場合もあります。
愛犬にとって初めて会う犬が急に目の前に現れた場合には、どのように行動するのかは予測出来ないので常に注意して様子を見ましょう。
不安であればハーネスや首輪をつけ、リードで繋いで様子を見ても良いでしょう。
慣れてきたら自由に遊ばせるくらいの慎重さがドッグランでは必要になりますのでご注意ください。
常に私たちを見てないと意地悪しちゃうぞ!
愛犬が明らかに普段と異なる状態
愛犬が急に吠え始めた、威嚇し始めた、特定の犬を追いかけ始めたなど明らかに普段と異なる場合には要注意です。
興奮してしまうと何をするか予測不能ですし、威嚇や吠えるだけではなく実際にマウンティング行為をし始める犬もいます。
フリーエリアでの大型犬と小型犬の組み合わせの時はもちろんですが、小型犬スペースでの小型犬同士の時にも注意してください。
明らかに相手に敵意を向けている場合やマウンティング行為をし始めた場合には即座に愛犬を抱っこしてあげるか、外に連れ出して冷静になるのを待ちましょう。
たまにすごい勢いで追いかけて来る子いる…
おやつを与えるのは避けるのはベター
おやつについてはドッグラン内は禁止しているところもあれば、していないところもありますので利用規約の確認をしてください。
ただしマナーとしてはドッグランではおやつは与えない方がベターです。
理由としては自分としては愛犬に与えるおやつでも、他の犬がいた場合には食べ物の匂いにすぐ気づくので反応してしまいます。
優しさで他の犬にも与えてしまうとそのおやつに万が一アレルギー物質など入っていた場合には生命の危険になる可能性もありますので、無闇に他の犬におやつを与えることはやってはいけません。
もしも他の方が自分の愛犬におやつを与えようとしていた場合には、今減量中なので好意だけ受け取らせていただきますと丁寧にお断りしましょう。
おやつ出されると欲しくなっちゃうよ!
トイレの片付け
ドッグランを気持ちよく使用できるように、当たり前ですがおしっこでもうんちでもトイレの片付けは必ず行いましょう。
ドッグランは水道やゴミ袋、ゴミ箱など元からついているところも多いのでそれを利用してかまいませんので、おしっこであれば水で流して臭いを残さないようにして、うんちであればしっかり回収することは忘れずにやりましょう。
遠くでトイレをしてしまった場合など気付かない場合もあるのも事実ですので、他の愛犬のうんちなど見つけた場合には優しさで回収してあげましょう。
自分の愛犬が誤って誤飲してしまう事も防ぐことも出来ますし、ドッグランの美化にも繋がります。
二重扉の開閉
ドッグランに入るときには入り口が二重扉になっていることがほとんどで、理由としては開閉の際に中にいる犬が外へ逃げないようにするための防止策です。
必ず扉には開かないようにロックがかけられるようになっているので、忘れずにかけるようにしましょう。
特に2人以上で行く時などは両方開ける可能性もあるので、行き慣れていない方と行く場合には片方ずつ開閉をして両方の扉が開いている状態にならないようにしてください。
外に逃げて事故とか大変!!
ドッグランでの会話
ドッグランには自分一人だけではなく、いろいろなワンちゃんと飼い主さんがいる場合が多い中で飼い主同士で何を話せばいいの?と思う方も多いと思います。
どうしようと思ってる間には愛犬は犬同士で遊び出してしまうこともしばしばで、何か会話をしなくてはと思う方もいますよね。
話す内容に困った場合には、相手の愛犬の犬種・お名前・年齢を聞いてみる
犬を飼っている方で気難しい方は少ないですしドッグランに来るくらいの方なので、フレンドリーに話してくださる方は多いで安心して下さい。
ちなみにぽてまるともちまるは、犬よりも人が好きなので他の飼い主さんにかまってもらいに行くことが多く、自然とそのような話題で話すことが増えていきます。
せっかくドッグランに来たのであれば愛犬家さんと色々お話しすることで楽しい時間にもなるし、知らなかった情報を手に入れることができるかもしれませんよ?
むしろ私が話したいよ~。
まとめ
平日は貸し切り状態で楽しめる場合も多いドッグランですが、いつ他の方が入ってくるかもしれない状況なので愛犬からは決して目を離さないようにしてください。
1頭のみであればさほど難しくはないですが、2頭に連れていくと2頭同時に見ておく必要があるので最初は大変でした。
愛犬も通常とは異なって開放的に気分になるからこそ、気分も高揚するし興奮もしやすくなりますので少しでもおかしいな?と思ったら冷静になれる環境を作ってあげてください。
色々な方が使うドッグランですから、次に利用する方も気分良く使えるようにトイレマナーなどもきちんとやって気持ちよく遊びましょう。
ノーリードで好きに走れる空間で、思う存分走っている姿を見るとやっぱりドッグランに来てよかったと毎回実感します。
出来るだけ安く可愛い服を選び方を学んで、ドッグランにいき可愛く愛犬を撮影する方法も覚えて、愛犬とドッグランを楽しみましょう!
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