賃貸のアパートに住んでいるけど、犬を飼いたいと思っている方も多いのではないでしょうか?
持ち家で一軒家に住んでいる方は、犬を飼うのも家族の同意さえあれば簡単に迎え入れることが出来ますが、賃貸に住んでいる方はそうもいきません。
借りている物件になるので自分の一存だけでは決められない部分も多くありますし、今住んでいるところでは飼えないかもしれません。
今までで8回引っ越している経験から5つのルールをお伝えしますので、是非賃貸のアパートに住んでいる方で犬を飼いたいと思っている方は参考にしてみてください。
目次
アパートで犬と暮らす5つのルール
- 賃貸物件はペット可物件かどうか
- 部屋の間取り
- 同じ賃貸に住んでいる犬の鳴き声
- 部屋の壁紙の汚れ・傷
- 部屋の床の汚れ・傷
賃貸で犬を飼うと一概にいっても色々なパターンがあると思います。
- 今は持ち家(実家など)に住んでいて、賃貸に引っ越す場合
- 賃貸に住んでいて、違う賃貸へ引っ越す場合
- 引っ越す予定はないが、犬を飼おうと思っている場合
- 引っ越す予定があり、同時に犬を迎え入れる場合
どの場合においても賃貸で犬を飼いたいとなった場合には5つルールがあり、守らないと飼い主も愛犬も不幸になることが多くあるので気をつけていきましょう。
賃貸物件はペット可物件かどうか
既に賃貸のアパートに住んでいる方の場合には、お住いの物件はペット可物件ですか?もしくはペット相談可物件ですか?もしそうでないのであれば犬は飼えませんので諦めてください。
これから引っ越そうとしている方は住まいの物件はペット可・ペット相談可の物件に必ずしてください。
ペット不可物件の場合に決めて、契約をする際の書面にペットのことは記載されていて、必ずペット不可と明記されています。
もしもペット不可物件で飼ってしまった場合には強制退去かペットを手放すの選択を迫られることもありますし、部屋全体の壁紙やハウスクリーニング代を請求される可能性もあります。
部屋の間取り
ペット可物件を選ぶ時には最低でも1LDKの間取りは必要で、2頭の以上の場合には2LDK以上は必要です。
ワンルームや1Kではケージを置くスペース・ヒト用のベッド等を考えると余分なスペースがないので、愛犬が動き回るスペースがありません。
愛犬にとっては動き回ることが出来ずストレスが溜まってしまう場合が多くあります。
私が住んでいる間取りは2LDKで1部屋は寝室、1部屋は愛犬2頭の遊ぶ部屋となっており、リビングは居住スペースと空間に余裕がある作りになっています。
同じ賃貸に住んでいる犬の鳴き声・吠え
同じ賃貸に住んでいる方の飼っている犬の鳴き声等は寛大な心を持つ必要があります。
吠えたり鳴いたりする行為はしつけでどうにかなる部分もありますが、基本的には犬は吠える行為は本能である動物でもあるので無理矢理抑え込むのもストレスになります。
物件にもよると思っていますが思ってるよりも鳴き声は聞こえますし、吠える声は響きますので几帳面な方は精神的に苦痛があるかもしれません。
100%吠えるのをやめさせるのは困難ですので、同じアパート内に住んでいる他のワンちゃんも同様ですので吠える声が聞こえてくる場合もあります。
部屋の壁紙の汚れ・傷
賃貸ということはいずれ部屋を出ていくことになりますが、退去の際に壁紙や破れているなどした場合には追加で退去費用が発生することになります。
修繕費用は高額でクロス全面替えで4.5万くらいかかる可能性もありますので、出来る限り壁紙の破れや傷は付けさせないようにしておきましょう。(大家や管理会社と交渉の余地あり)
うちで飼っているのは小型犬だし大人しいし、猫と違って爪とぎもしないから安心です。と思っている方がいたら要注意です。
小型犬でも興味を引けば爪を使いカリカリし始めますし、飼い主さんに構ってもらいたい時にこそイタズラとしてやる場合も多いです。
対策としてはシートタイプとスプレータイプがありますがそれぞれメリット・デメリットがあります。
アパートの壁は愛犬にやられました
うちのマルプー2頭も大人しいと思ってましたが、目を少し離した隙に壁紙をやられました。
この状態ですと1面ではなく2面のクロスの張り替えになると思われますので、退去予定はまだないですが退去する時が怖いです。
部屋の床の傷と汚れ
賃貸の床にはフローリングと畳の2パターンがメインですがどちらにしても絶対にマットを敷くようにしてください。
マットを敷くには2つの理由があり、 ①床を傷つけない為 ②愛犬を傷つけない為 です。
吠えるのと同様に走り回るのも犬の本能ですのでやめさせるのは難しいのでマットを敷くことでフローリングに傷をつけることを防ぎます。
フローリングについては部分張り替えと全体張り替えがあり傷の範囲や程度により分かれますが、長期間住んでいると全面に傷が多くなり全面貼り替えの修繕を求められることもあります。
さらにフローリングは犬にとっては爪を引っ掛けるところがない為、滑りやすくなっており滑る拍子に関節などを痛める可能性が高いです。
特にトリミング行く直前などは足裏にも被毛が被っており、肉球が隠れており怪我の元になってしまいます。
犬を飼い始めたばかりの方はフローリングにはマットを敷かないと大変なことになります。
犬と暮らすアパート選びでもっとやれば良かった
しつけのやり直す
これは既にペットを飼っている方で新たに引っ越しをした方限定になりますが、愛犬のしつけのやり直しをすることが多いです。
引越しにヒトは大きなパワーを使い、荷造りからライフラインの停止・開通、役所や金融関係の手続きなど短い期間でやることも多くあり大変な作業です。
しかし犬にとっても引越しは一大事で、今まで自分のテリトリーだと認識していた空間がいきなり無くなり全く知らない空間に移動してしまうのです。
見知らぬ空間にストレスも感じますし、今まで嗅いできた匂いでも無くなり、家具やケージなどの配置も変わり不安が強くなります。
今まで出来ていたトイレも出来なくなる可能性も高いですし、吠える頻度が増えたりもしますので改めて1からしつけをやり直すくらいの気持ちでいてください。
住んでいる賃貸付近の道路事情
犬を飼うと散歩は必須ですが、賃貸のアパートから散歩を開始するときに車の交通量が多い道路に面している物件に住むと危険が多いです。
歩道と車道が分かれている大通りであれば問題はないですが、細い道で抜け道などに使われている道路に面していると車の往来も多く散歩をする朝なども危険が伴います。
今住んでいるところは車1台が通れるくらいの道路の幅で抜け道として使用している車も多く朝と夕方は交通量が多いんですね。
散歩は時間をズラして行っていますが、それでも散歩中に車は往来するので注意が必要になりました。
賃貸の周りの環境
住んでいる賃貸の周りには分譲住宅が近くにあり、犬を飼っている方も多く中型犬や大型犬などもいることも多いです。
分譲住宅に住んでいる方の飼っている犬がよく吠える犬がいる場合には、その声に反応して吠える場合も多いです。
ここまで住む上でリサーチすることは難しいですが、物件の周りに分譲住宅地がある場合には注意が必要だと思います。
まとめ
賃貸のアパートでペットと暮らすためには最低限でも守ってほしいルールが5つありますが、守れば楽しく暮らすことが出来ます。
必ず守らなければいけないのはペット可物件に住むということです。これは必ず守らないとヒトも愛犬も絶対に不幸になります。
同じアパートに住んでいる方の犬の鳴き声などは聞こえて当たり前と認識しておき、逆に自分の愛犬の声も周りまで聞こえていると思っていましょう。
犬を飼っている同士なのである程度は吠えている声などは許容してくれる方がほとんどですし、ご迷惑はお互い様です。
退去する時のことも考えて壁紙や床などは極力傷がつかないようにして生活できるようにしていく努力することで愛犬の怪我も予防できます。
賃貸でもルールさえ守れば十分に愛犬と楽しく暮らせますので、この記事を読んでいただいたあなたが幸せに暮らせることを祈っています。
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