犬を飼って月にいくら支払いが増えていますか?
日本には現在849万頭の犬が飼育されていて毎年減少傾向にあるのですが…それでもすごい数ですね。
昨今の事情もあり家で過ごすことも多かった中で犬を迎えれたご家庭も多かったですし、今でも飼いたい、もしくはもうすぐ飼うと思っている方も多いと思います。
しかし現実的な問題に直面します。
- 犬を飼いたいけど費用はどのくらいかかるの?
- 2頭目を迎え入れたいけど実際に費用はどのくらい上がるの?
そういった方々の為に月々かかる費用を大公開しちゃいます。
目次
大きく分けると3つに分かれる
月々のお世話するうえで掛かってくる費用は大きく分けて3つに分かれます。
この3つの費用が月にどれくらいかかっているかというと、
合計金額 | 42,680円 |
生活費 | 19,270円 |
保険代 | 7,410円 |
美容代 | 16,000円 |
小型犬2頭の1ヶ月の生活費の合計が42,680円になり、やはり少ない金額ではないですね。
その他の不定期に購入するものはおもちゃや衣服、ハーネスなどの購入がありますし、年に1回予防接種もあります。
- 混合ワクチン接種 3,000円〜10,000円(犬種による)
- 狂犬病予防接種 3,000円〜4,000円(犬種による)
この2つの接種は毎年受けることになります。
狂犬病予防接種は法律により義務付けられているものになりますが、混合ワクチンは実は義務付けられてはいません。
しかし重度の感染症の予防のワクチンなので、ほとんどの方が受けていらっしゃると思いますので愛犬のためにも必ず受けるようにしましょう。
ではこの42,680円がどのように使われているかみていきましょう。
狂犬病の予防接種に初めて自分で連れて行く方はこちらを参考にしてください。
生活費
生活費は衣食住の全てに関わる部分で、生活する基本的な部分ですね。
食事関連
- ドッグフード代
- おやつ代
- ミルク代
- ふりかけ、缶詰等のトッピング代
食事代については大きく4つに分類されます。
ドッグフード代
餌代は1ヶ月で約1万円かかってきます。
2頭でそれぞれ1食40g、1日2食、30日間で計算すると、1ヶ月4.8kgのドッグフードを使用します。
そしてドッグフードは800g 2,090円と1kg 1,680円の商品を交互に使用しているので、平均すると1kg2,094円のドッグフードを使用していることになります。
計算上では1ヶ月で10,282円かかる計算になります。
ドッグフードはもちろんピンキリで高いドッグフードですと1kg4,000円のものもある為、何を選ぶかは飼い主さんの考え方次第になってきます。
愛犬にあったドッグフード選びが重要になってきますね。
ドッグフードのおすすめを知りたい方:おすすめドッグフード4選と注意点
おやつ代
購入金額合計 | 購入品数 | |
11月 | 5,150円 | 8個 |
10月 | 5,448円 | 10個 |
9月 | 8,866円 | 11個 |
平均で1ヶ月6,488円になります。
躾に対するご褒美やコミュニケーションの一環としてあげることが多く、金額もあがってきています。
おやつをあげ過ぎるとご飯を食べてくれなくなることもあり、あげる量やタイミングなどはよく考えていきたいですね。
ミルク代
1ヶ月で1,640円になります。
これは子犬でお迎えした方は対象で成犬をお出迎えしたりすると元から要らないこともあります。
ご飯と共にあげるミルクで必要な栄養素(タンパク質・ビタミン)も沢山入っているのでこちらは是非使ってあげてもらいたいです。
固形の食べ物を食べれるようになったら終了、余っているから使おうといった感じです。
うちは1つ購入して1ヶ月使い続けるくらいだったのでそこまで必要ありませんでした。
ふりかけ、缶詰などのトッピング代
1ヶ月860円です。
430円のふりかけを2つ使っています。
ご飯を食べなくなった時の最終奥義で、ひとそれぞれ好みがある上に育て方によっても使い方がだいぶ変わってくるので個人差が大きく出てくる部分だと思います。
うちの子は食べムラがありドッグフードだけでは食べない時もあるので、ふりかけを使って味変をさせることも多いです。
ふりかけでしか食べなくなるとそれはそれでわがままになってしまうので日々悪戦苦闘しています。
トイレ関連
トイレ関連といっても多くはありません。
- ペットシート
- ウェットティッシュ
- トイレットペーパー
- エチケット袋
ペットシート
ワイドサイズの64枚の1,580円の物を購入し、1ヶ月で使い切るくらいのスピードで使用しています。
シートは市販されているサイズがレギュラー・ワイド・スーパーワイドの3種類が多く、枚数にもよりますが価格も1,000~2,500円くらいが多いバリエーション豊かです。
無臭タイプもあれば、フレグランスな匂いでおしっこの匂いを消すタイプもあります。
ウェットティッシュ
80枚入り3個セットで800円のウェットティッシュを月に3つ購入している為、1ヶ月2,400円程度です。
何かと汚れることもある愛犬と飼い主さんと手を拭くには丁度いいので消費量が多いです。
人間用とペット用がありますが、万が一の誤飲のことも考えてペット用のアルコールフリーの物を使用しています。
トイレットペーパー
トイレットペーパーもおしっこを失敗してしまった時などで使用することもありますが、使用しても2ロールで80円です。
トイレでお困りの方はこちらをご覧ください。
ペットシートを何回で取り替えるかは愛犬の失敗しないトイレ事情には超重要
保険代
ペット保険代は1ヶ月合計で7,410円かかっていまして、それぞれ4,000円と3,410円かかっています。
いつなるかもしれない病気や怪我。そんな時に必要になるのがペット保険。
実際に子犬でお出迎えすると免疫力も高くないし、いきなり不慣れな環境に置かれるために体調を崩すことも多いです。
そんな時に保険に加入していると費用の負担が少なくて済みますね。
ペット保険を知りたい方はペット保険とは一体何なのか?をご覧ください。
ペット保険では無料サービスもあるのでチェックも必要です。アニコムの無料腸内フローラ検査はやらなきゃ損でした。
色々な保険を知りたい方は資料請求をして比較してみては?
美容代
2頭で1ヶ月16,000円になり、1頭あたり8,000円かかっています。
マルプーについてはどのお店のメニュー表や金額表を見ても載っていませんので、お店に確認するか、トイプードルかマルチーズの金額を確認すればおおよその検討は付いてくると思います。
ちなみにマルプーについては8,000円は大体の相場の金額くらいだ思っておいて大丈夫です。
金額の高いところだと10,000円超えてくるところもありますので、ある程度の支出は覚悟しましょう。
トリミングについては可愛くなるだけではなく、行かないことで衛生面・健康面でも影響が出てくる可能性が高いです。
もちろんご自身で愛犬のトリミングができる方は問題ないとは思いますが、ハサミやバリカンを使用することも多いので素人の方は素直にドッグサロンに頼みましょう。
まとめ
可愛いだけで迎えいれたけど、思ったより費用がかかって生活が苦しい。とてもじゃないけどお世話できない。となってしまわないように迎え入れる前に費用についてはしっかり把握しておきたいですね。
犬を飼い始めると飼う前よりも個人の自由が少なくなりますが、家に帰るといつもくっついていてくれる存在がいるということは心強いものです。
お金に関することはとても重要ですし支出は多くなりますが、それ以上の癒しと安らぎが待っています。
お出迎えしようと思っている方は是非参考にしてみてください。
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