人間も国民健康保険や社会保険等のほとんどの方が加入している保険や
生命保険・健康保険等の大きな怪我・病気に備える保険など様々な保険に加入している方が多くいます。
ペットも同様です。
今や様々な保険を色々な会社が取り扱いしており、それぞれに家庭にあった保険に加入していれば
いざというときに困らない事になります。
今回は保険についての基礎知識について書いていこうと思います。
なぜなら、私自身、犬を飼うにあたり保険のことなど全くの無知だったので言葉の意味さえ分かりませんでした。
・ペット保険を契約しようとしている方
・ペット保険について初めて調べようとしている方
目次
保険の内容
ペット保険で気にかけて欲しい項目が全部で7個あります。
- 補償割合
- 通院補償
- 入院補償
- 手術補償
- 精算方法
- 保険料
- 実際の補償金額
補償割合
やっぱり気になるのはまずここ。補償割合ですね。
多くの保険会社さんが50%~90%の補償割合の保険を取り扱っています。
一番多い保険は70%ですね。
つまり10,000円治療費が掛かった場合には自己負担が3,000円でいいですよ。
ということです。
通院補償
(小さな)怪我をした、体調が悪そう、食欲がない等、愛犬の気になるところがあれば、行くのが動物病院。
獣医師の先生に診てもらい、内服薬などを処方されることも。
そんな時に対象なのが通院補償。
1回の治療費も大きくないですが、
ちりも積もれば山となる。
そんな時は安心ですね。
通院補償には大多数の保険会社が
限度日数と限度額を設定しています。
【限度日数】
1年間で支払いできる日数
【限度額】
1回の通院に補償してもらえる限度額
なので無限に支払ってもらえるわけではないのです。
ちょっとしたことで病院に連れて行って1,000円かかったとして
保険を使用すると1回にカウントされてしまいます。
続けていくとすぐに限度日数に達してしまいます。
細かい事に使い過ぎて、大病を患った。大怪我をした。等の時に使用できない。
と言ったことになりかねません。
なので保険の使い方と使うタイミングは慎重に選ぶ方がいいです。
入院補償・手術補償
集中的な治療が必要になった場合、入院になります。
入院費用は1泊3,000円~5,000円くらいが相場になってきます。
1入院〇〇円までと決まっている所もあれば、年間最大補償額まで無制限という保険もあります。
入院1日〇〇円
入院1日〇〇円までという内容であれば、1日入院すると補償される金額になります。
上限金額がその金額になるのでイメージしやすいと思います。
【例】入院1日14,000円
1日あたり14,000円を上限に補償してくれます。
1日あたりの日数なので分かりやすいね。
1入院〇〇円
1入院〇〇円という内容であれば、何日入院しようと1回の扱いになります。
2泊でも5泊でも1回の入院費用の補償になります。
【例】1入院145,000円
1回あたり145,000円を上限に補償してくれます。
年間最大補償額まで
年間最大補償額までというのは保険全体で補償額が決まっていてその中であれば何回でも大丈夫という内容です。
※注意が必要なのは「入院回数無制限に補償」という内容の保険は
年間最大補償額が決まっていることが多いです。
【例】年間60万まで
年間を通じて補償が60万支払われるまでは何回でも使用可能。
そして年間最大補償額に関しては
通院・入院・手術を合わせた額になることが多いです。
入院と合わせて手術もすることになった場合には手術費用は少なく見積もっても10万前後はかかっています。
もちろん内容によってはより高額になってきます。
骨折の手術で入院から手術、そして退院まで30万を超えるケースもありますので要注意です。
清算方法
清算方法は2種類あります。
- 窓口清算
- 後日清算
窓口清算
言葉通り、動物病院にかかって会計の時に使用する形です。
動物病院にいき受付をするに際に保険証を渡して、補償を受けます。
注意が必要な部分があります。
窓口清算ができない病院がある
窓口清算対応の保険でも、契約している保険が動物病院で対応していない場合があります。
そうなると窓口清算が使用できないので、後日清算になります。
後日清算
後日清算は動物病院では治療費はいったん全額払います。
それを契約している保険会社のサイト等で申請を行います。
そうすると後日、保険会社から補償額が支払われます。
日数としては申請してから1週間から1ヶ月で保険がおります。
保険料
保険料は動物の年齢や大きさ、純血種かMIXかなどで大きく変わってきます。
さらにもちろん保険によっても金額がだいぶ変わります。
ぽてまるは4,000円
もちまるは3,410円
かかっています。
保険料も使用回数や使用金額によって翌年の保険料が変わることもあります。
そして愛犬も1年たつたびに年齢が上がっていきます。
年齢があがるにつれて保険料があがっていくこともありますので確認は必要です。
実際の補償金額
ぽてまるをお出迎えして7か月
実際に保険を使用した回数と補償金額がコチラ
7か月で4回使っています。
もちまるをお出迎えして3か月
実際に保険を使用した回数と補償金額がコチラ
3か月で2回使っています。
これ以外にも病院にかかることもあります。
上記にも記載していますが、
上限日数が決まっているため少額の場合には保険を使わず100%自己負担で対応しています。
使用するかしないかは会計の際に動物病院側から「使いますか?」と聞かれることも多いです。
なので後日清算でも窓口清算でも使用するか否かは選べます。
まとめ
愛犬に何かあったとき…不安ですよね。
そんなときのためにペット保険があると安心ですね。
でも肝心なペット保険が必要な時に使用できない!なんてことがないように計画的に使用していく必要があります。
保険を契約するのであれば是非参考にしてみてください。
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