Butch(ブッチ)とPrime100(プライム100)という商品を聞いたことはありますでしょうか?
近くのイオンに買い物に行った際に今まではブッチが取り扱われていたところが、プライム100に変わり、「この商品は何?!」と思った記憶があります。
2つともパッケージが似てますので、違う商品だけど同じようなものでしょ?中身なんて違いはないでしょ?と思った記憶もあります。
ブッチもプライム100も海外ドッグフードメーカーで特にウェットフードで人気のメーカーで、一見すると同じようなものに見えますが中身全く異なり、愛犬に合わせて選ぶべきポイントが沢山あります。
この記事を読んでいただくことでブッチとプライム100の違いをマスターして、愛犬に美味しいウェットフードを与えることが出来るようになりましょう。
この記事がおすすめな方
・ウェットフードに興味があるけどまだ購入したことがない方
・どのウェットフードにしたら良いか分からない方
・ブッチもプライム100についても初めて聞いた方
目次
ブッチとプライム100

商品 | 会社 | 国 |
プライム100 | Prime100 Pty. Ltd. | オーストラリア |
ブッチ | Butch Pet Foods Ltd & Co. | ニュージーランド |
ブッチもプライム100も国産ではなくどちらも海外メーカーになり、日本に輸入されて販売されています。
- ニュージーランド 最も厳しい基準が法律で決められており食品安全においては世界一と言っても過言ではありません。
- オーストラリア ニュージーランド同様に世界でも最高クラスの基準を設けており安全性は文句なしです。
ニュージーランドもオーストラリアもペットフード先進国でもあり、日本とは比べ物にならないくらいの先進国で安全性には自信を持っています。
商品の種類
- チキン&ビーフ&ラム(ブラック)
- チキン&野菜(ホワイト)
- チキン&サバ&野菜(ブルー)
- サーモン&タピオカ (購入可能)
- カンガルー&パンプキン (購入可能)
- ターキー&フラックスシード (購入不可)
- チキン&ベジタブル (購入不可)
- ビーフ&ベジタブル (購入不可)
- チキンとブロッコリー&アップル (購入不可)
- オーストラリア真鯛と野菜 (購入不可)
商品数ではブッチは3種類でプライム100は7種類と商品数ではプライムに軍配が上がりますが、日本で購入できる種類ではプライム100は2種類しか購入出来ません。残りの5種類については現状で日本では購入出来ません。
購入金額の違い

通常購入 | 800g購入金額 | 2kg購入金額 |
ブッチ | 1,430円 | 2,860円 |
プライム100 | 1,518円 or 1,628円 | 3,388円 or 3,498円 |
定期購入 | 800g購入金額 | 2kg購入金額 |
ブッチ (10%OFF) | 1,287円 | 2,574円 |
プライム100 (5%OFF) | 1,442円 or 1,546円 | 3,218円 or 3,323円 |
購入金額で比較すると通常購入でも定期購入でもブッチの方がお得に購入出来て、定期購入についてはブッチは10%割引で購入できるのに対してプライム100は5%割引になるので定期購入についてもブッチに軍配が上がります。
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成分の違い

保証分析値 | タンパク質 | 脂質 | 繊維質 | 水分 |
ブッチ | 10.5% | 8.0% | 1.0% | 74.5% |
プライム100 | 10.0% | 7.0% | 1.0% | 68% |
乾物ベース | タンパク質 | 脂質 | カロリー(100g) |
ブッチ | 35% | 26.7% | 116 |
プライム100 | 28% | 21% | 112.5〜153.5 |
乾物ベースとは水分を抜いた際の成分の割合を示していて、水分が入ると割合に差がないように見えますが、乾物ベースで見るとタンパク質はブッチが高く栄養成分はブッチの方が良いと言えます。
カロリーはプライム100のサーモン&タピオカが153.5キロカロリーと群を抜いて高いので、運動好きな犬や太りたい犬にはプライム100がオススメです。
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ブッチとプライム100の中身
愛犬にとっては一番大切である中身の違いについては、全く異なるドッグフードになっており似ているウェットフードではありませんでした。
固さ

同じくらいの力で押してみると、ブッチが若干凹むくらいに柔らかく、プライム100が全く凹まずに固い感触となっており触っただけでも違いが分かります。
温めた後の違い

温める前にお皿の上に出した状態でも違いが分かり、プライム100は弾力が強く噛みごたえがありそうな固さで、ブッチについては柔らかさがより分かりちゃんと持たないと崩れてしまいます。

一番の違いは500W30秒で電子レンジで温めた結果の溶け方にあり、ブッチは柔らかくなりクリーム状に近づいていくのに対して、プライム100については見た目の変化がありません。
スプーンで確かめてみてもプライム100については溶けることがなく、温める前と同じ状態の固さを維持しています。
さらにブッチは温めると匂いが強くなり愛犬の食欲が上がりそうなことは人でも体感することが出来ますが、プライム100についてはそこまで大きく変わりありません。
与え方の違い
温めてあとの状況が違うので与え方も大きく変わります。
- ブッチ 【主食で出せる】 or 【トッピングでもOK】
- プライム100 【主食でしか出せない】
ブッチは柔らかくなるメリットを十分に生かすことが出来て、温めてる時間を短くして匂いを強くしつつ固形の状態を維持する事で主食としても使用で、温める時間を長くしてペースト状にすることで普段使いのドッグフードに混ぜトッピングとしても使用できます。
プライム100については固さが変わらないのでトッピングとしての使い方が難しいとも思います。
特に偏食の犬や混ぜても好きな物だけしか食べない器用な犬などは通常食べているドッグフードだけを食べて終わってしまうか、プライム100のみを食べてしまう可能性も高いです。
プライム100はトッピングとして使用するとスプーンで潰して使用することになりますが、中々弾力があり潰すのが大変です。
まとめ
ブッチとプライム100の違いは固さ、匂い、与え方と全て異なるドッグフードで、どちらかというとブッチの方が使い勝手が良く与えやすいドッグフードだと思います。
ブッチはそのまま与えても良し、温めて匂いを強くした上で普段使用しているドッグフードのトッピングとして使用するも良しと使い方が幅広いことのメリットが大きいと感じています。
ただしプライム100についてもしっかりした歯応えがあるので主食として使用するのは良いドッグフードです。
価格についてはプライム100の方が少し割高になっているので、ブッチの方がコスト面も抑えられます。
総合的に検討すると我が家ではブッチを継続して使用していきますので、是非興味がある方は一度検討してみてもよろしいのではないでしょうか。
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